午後や夕方、または夜に頭痛が起こる場合、日中の仕事や活動で首や肩が疲れ、筋肉が次第に硬直して頭痛につながることが多いです。長時間のデスクワークや同じ姿勢が続くと、首や肩の血行が悪くなり、疲労が蓄積されやすくなります。そのため、夕方以降に頭が重く感じたり、ズキズキとした痛みを感じたりする方が増えます。

一方で、朝や寝起きに頭痛がする場合、頻度は少ないですが、原因が低気圧でないとすれば、寝具が体に合っていない可能性があります。枕や布団の高さや硬さが合わないと、首や肩に余分な負担がかかり、寝ている間に筋肉が硬直してしまいます。この結果、朝起きたときに首や肩がこわばり、頭痛が起きることがあります。

このように、頭痛が起きる時間帯によっても原因が異なることがあるため、ご自身の生活習慣や寝具を見直すことが頭痛の緩和に役立つかもしれません。